小学生 中学生 高校生におすすめ
- エビデンス名: Self-Explanation
- 学習した内容を自分の言葉で説明することにより、理解と記憶の定着を図る。
「セルフ・エクスプラネーション」とは、勉強したことを自分の言葉で説明する方法です。これをすると、ただ読んだり聞いたりするよりも、もっとよく理解できて、覚えられるんですよ。
家庭での例はこんな感じです
- 算数で「分数」を習った後、子どもがお父さんやお母さんに「分数って何?」と聞かれて、自分なりに「ケーキを何等分かに切って、そのうちのいくつかを表す数」と説明します。
- 社会で「江戸時代」という時代について学んだら、その後で、お父さんやお母さんに「江戸時代にはどんなことがあったの?」と聞かれ、自分の言葉で「長い平和の時代で、武士や町人がいて、文化が花開いた時代だよ」と伝えます。
- 科学の授業で「水の循環」について学んだら、それをお家でお父さんやお母さんに説明する時、「雨が降って川に流れて、また海に行って、太陽の暖かさで水蒸気になって雲になり、また雨が降るんだよ」と自分なりに説明します。
このように、自分の言葉で説明することで、勉強したことをより深く理解し、しっかりと覚えられるようになるんです。それが「セルフ・エクスプラネーション」という勉強法ですよ。