効果的な学習法⑦-協働学習(Collaborative Learning)

小学生 中学生 高校生におすすめ

  • エビデンス名: Group Learning
  • 他の生徒と協力して学習することで、社会的スキルと理解を同時に深める。

「グループ・ラーニング」とは、友だちや家族と一緒に勉強することです。みんなで話し合ったり、一緒に問題を解いたりすることで、友だちと上手に話す力や、勉強の内容をより深く理解する力を育てることができます。

家庭での学習の例です

  • 兄弟や両親と一緒に、地図を使って日本や世界の国々について学びます。一人ひとりが好きな国を選んで、その国の文化や歴史について調べて、家族の前で発表します。
  • 算数の勉強で、「お買い物ごっこ」をします。商品と価格を決めて、お金の計算をしたり、おつりを出したりする練習をします。これは、実際のお金の使い方を学びながら、計算力も鍛えることができます。
  • 科学の実験を家族で行います。例えば、重曹とお酢を使って火山の噴火の実験をします。なぜ噴火が起こるのか、みんなで予測を立ててから実験をして、その結果を話し合います。

このようにみんなで協力して勉強すると、一人で勉強するよりもいろいろなアイデアが出てきて、楽しく学ぶことができるんです。それが「グループ・ラーニング」ですね。

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