効果的な学習法⑩-メタ認知戦略(Metacognitive Strategies)

中学生 高校生におすすめ

  • エビデンス名: Metacognition in Learning
  • 自己の学習過程を理解し、計画・監視・調整することで効率的な学習を実現。

「メタ認知(Metacognition)」とは、自分の考え方や学び方について考えることです。自分がどのようにして物事を覚えているのか、どんな勉強方法が一番効果があるのかを自分で分析することで、勉強がもっとうまくできるようになります。

家庭での学習の例です

  • 子供に勉強の計画を立てさせてみます。例えば、今週中に何をどれくらい勉強するかを計画表に書き出させ、それを守れているかを一緒にチェックします。
  • 勉強が終わった後に、何がよくできたか、何が苦手だったかを子供に日記やノートに書かせます。それを見ながら、どうすればもっと理解できるかを話し合います。
  • 子供が解けなかった問題に対して、「なぜ間違えたのか」「どの部分が分からなかったのか」「次はどうすれば正解できるか」を一緒に考えさせます。

こうした活動を通じて、子供は自分自身の学習について深く理解し、より良い勉強法を見つけることができます。これが「メタ認知」で、学習効率を高めるためにとても大切です。

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