高校生におすすめ
- エビデンス名: Problem-Based Learning Effectiveness
- 実際の問題を解決するプロセスを通じて学習することで、批判的思考能力や応用能力を高める。
「プロブレムベースドラーニング(Problem-Based Learning、PBL)」とは、実際の問題やケーススタディを使って学ぶ方法です。この方法では、ただ情報を覚えるのではなく、その情報を使って実際の問題を解決する技術を学びます。これによって、問題解決能力や批判的思考能力が身につきます。
家庭でできる学習の例です
- 問題の提示:親が子供に向けて、実生活で起こりうる問題を出します。例えば、家庭の水道代を節約するにはどうしたらいいか、という問題です。
- 情報収集:問題解決のために必要な情報を、本やインターネットで調べさせます。
- 解決策の提案:子供に考えさせて、問題を解決するためのいくつかの提案をさせます。このとき、なぜその方法が効果的だと思うかの理由も一緒に考えさせると良いでしょう。
- 評価と反省:提案された解決策を実際に試してみて、効果があったかどうかを評価します。そして、何がうまくいって何がうまくいかなかったのかを一緒に反省します。
この方法で学ぶと、子供はただ事実を覚えるのではなく、どうやってその知識を使って問題を解決するかを学ぶことができます。それによって、実際の生活で役立つスキルが育まれます。