効果的な学習法③-視覚的補助を伴う教授法

小学生 中学生 高校生におすすめ

  • エビデンス名: Visual Aids in Learning
  • 視覚的な図表やイラストを用いることで理解と記憶を支援。

視覚的な手助けというのは、絵や図表、写真みたいなものを使って勉強することです。見ることで、言葉だけよりもずっとわかりやすくなるんですよ。これを「ビジュアルエイズ」と言います。絵を見ることで、頭の中に情報がしっかりと入って、覚えやすくなるんです。

家でこれを試してみるといいですよ。例えば、

  • 算数で、「分数」を勉強している時、ピザやケーキの絵を描いて、それを何等分かに切り分けると、分数がどういうものかがピンとくるはずです。
  • 科学で、植物や動物の部分の名前を覚える時、実際の写真や図を見ながら、それぞれの部分に名前のラベルを貼っていくと、どこがどの部分かがすぐにわかります。
  • 歴史を勉強する時、その時代の地図を見たり、出来事を起きた順に並べた時系列の図を使うと、出来事がどのようにつながっているかが視覚的に理解しやすくなります。

こういうふうに、絵や図を使って勉強すると、言葉だけで覚えるよりも、ずっと楽しくて、長く記憶に残るんですよ。

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