中学生 高校生におすすめ
- エビデンス名: Retrieval Practice & Test-Enhanced Learning
- 学習した情報をテスト形式で思い出すことで記憶を強化。
「リトリーバル・プラクティス」と「テスト・エンハンスド・ラーニング」とは、勉強したことをテストするように思い出す練習のことです。これをすると、脳が情報を取り出す力が強くなり、覚えたことを長く忘れないようになります。
家庭での学習の例です
- 勉強した後、子供にその日に覚えたことをノートや白板に書かせる。これは自分がどれだけ覚えているかをチェックする良い方法です。
- 親がクイズ形式で質問を出す。例えば、歴史の日付や科学の公式など、いろいろな科目の問題を出して、子供に答えてもらう。
- カードを使ってゲームをする。表には質問を、裏には答えを書いておいて、カードを裏返しにしておく。子供がカードを選んで、表の質問を読み、答えを言う。正解したらそのカードをもらえる、というゲームです。
これらの活動は、子供が自分で答えを思い出させることで、学んだことを脳にしっかりと定着させるのに役立ちます。それが「リトリーバル・プラクティス」と「テスト・エンハンスド・ラーニング」の大切なポイントです。